Interview

改善の積み重ねが成果に

2017年入社 技術管理部 第二生産技術室

渡邉 圭

知見プラス試行錯誤で最適な解を導く

学生時代は金属間化合物とセラミックを中心とした材料の研究をしていました。
現在の仕事は、材料の知識をそのまま活かせていると思います。銅管の塑性加工の際の変形の仕方や、製造工程で材料の性質がどう変化するのかといった、塑性加工学、材料組織学などの知識が役に立っています。銅管・銅合金管を製造するにあたりお客様の要望を聞いて、製品の仕様を決めていきます。寸法や強度はもちろん、工場での加工のしやすさや、限られた環境下での耐食性も考慮に入れていきます。 例えば、利用場面が海水と淡水とでは得意とする材質が異なります。
これまでの知見を基にしながらも、試行錯誤を繰り返して最適な解を見つけ出していくのです。

絶妙なバランスを見つけ出す作業

通常、銅管の内面には、銅管を細く引き伸ばす加工(抽伸加工)の際に使用する潤滑油が残ります。
「内面がきれいな銅管が欲しい」というお客様の要望に沿って、内面に残る潤滑油の量を極力少なくした銅管の開発を担当しました。
現場のスタッフと試作を繰り返すのですが、内部に残らないように潤滑油の粘度を下げると、潤滑性が低下し加工時に焼付いてしまいます。逆に、粘度を上げると焼付きは減りますが、洗浄工程が必要となり、コストアップにつながってしまいます。
そこで、粘度と潤滑性のバランスを見つけ出すため、潤滑油メーカーと一緒になって開発にあたりました。
潤滑油メーカーはもちろん、現場のスタッフの協力のおかげで、加工時のトラブル防止とに銅管の内面に潤滑油が残らない仕様の実現の双方の落としどころを見つけることができました。

現場での改善が売り上げに貢献

お客様の要望の実現や生産コストの削減のために、生産部門、設備部門とテスト、改善を繰り返しています。
改善を繰り返していると、「不良品が減る」「ラインの稼働率が上がる」など、成果が数値として、目に見えるかたちになって現れてきます。生産コストの削減に加え直接的な売り上げにも、技術的な側面から貢献できていると実感しています。
幸い、生産現場のスタッフとの距離が近いので、現場での生の声を聞くことができます。部署間の垣根なくコミュニケーションを取って、お客様と生産現場の橋渡しの役割を果たしていきたいですね。

PROFILE

2017年入社
工学研究科材料
システム工学専攻修了
技術管理部

第二生産技術室

渡邉 圭

専攻が材料だったのでこの会社を選んだのは自然な流れでした。
NJT銅管をひとことでいうと、「古くて新しい」ということでしょうか。
職場の雰囲気はもちろん、取り組んでいる内容も、伝統的なよさと臨機応変に対応できる柔軟性の両面を持ち合わせていると思います。 材料に関しても研究し尽くされているようで、まだまだ新しい発見があります。
自分の意志を持っている人であれば、伝統のある会社の中で、やりたいと思ったことができる環境でのびのびと仕事ができると思います。

OFF TIME

自然が好きなので、週末は車で近くのキャンプ場に行っています。
自然の中にいると仕事のことは忘れてリフレッシュできますね。月曜からまた頑張るエネルギーが湧いてきます。

SCHEDULE

1日のスケジュール
8:30
出社、体操
8:40
メールチェック、予定確認
9:00
週間ミーティング
10:00
工場の現場確認
10:30
お客様向け仕様書作成
12:00
昼休憩
13:00
見積内容検討
14:00
加工テスト、合間にミーティング
書類業務
17:00
データ整理
テスト計画
18:00
退社